コラム
ダクトの断熱工事とグラスウール

ほとんどのダクト工事は、「管を通すだけ」で終わることはありません。
より安全性や省エネ性などを高められるように断熱工事や保温工事を行いますが
特に排気ダクトの断熱工事は、消防法で義務づけられている重要度の高いものになります。

断熱工事というのは、ビル・マンションや飲食店舗などの排煙ダクトなどに施す工事です。
グラスウールとロックウールなどの断熱材をダクトに巻いて
ダクトの熱による火災発生を予防する役割をもっています。


一般的に、ビル内の店舗は排煙ダクトを共有していることが多いものです。
それぞれの店舗から伸びている排煙ダクトが途中で合流し
一本の太い排煙ダクトになっているのですが
万が一、火災が起きた際には、出火した店舗の火災が
排煙ダクトを通してほかの店舗へと広がってしまう恐れがありますから
排煙ダクトの断熱処理が非常に重要となるわけです。


グラスウールは、原料の85%以上が板ガラスやリサイクルガラスでできた
ガラスを高熱で溶かして繊維化した綿状のものです。
細かい繊維が絡み合って、グラスウールのなかに空気層を作り
空気が静止しているために熱が伝わりにくいという仕組みとなります。


シックハウス症候群の誘因子であるホルムアルデヒドなどについては
JIS製品に表示が義務付けられていて
最も上級規格、フォースター(F☆☆☆☆)の製品は
使用量や条件の制限なく、その安全性が保障されています。


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