
コラム
断熱、保温工事はなぜ必要?その作用とは
神奈川県を拠点に断熱、保温工事を行っているイーエス工業です。
主に商業施設や公共交通機関など大きな施設を対象に断熱、保温工事を行っています。
これまで六本木ヒルズやテレビ東京、羽田空港国際線ターミナルなどに対応してきた実績があります。
断熱や保温工事の対象となるのは配管部分です。
例えば一般家庭でイメージしていただくと、エアコンなどの冷媒管、水を送るための配水管なども配管の一種です。
しかし、これらは非常に配管の長さが短く、外気の影響を受けにくいです。
そのため、特に断熱や保温工事をしなくてもそのままの状態で、何ら支障なく設備を使用することができます。
しかし、大きな施設はそうはいきません。
数十メートル、数百メートルにも及ぶ配管になっているので、その間に外気の影響を受けてしまいます。
それを防ぐために配管をラッキング材と呼ばれる緩衝材のようなもので包み込み、外気の影響を受けにくくしています。
特に夏場は温度の上昇が激しいです。
それに耐えうる配管にしておかないと配管内が高熱にさらされ、中を流れる気体や液体に影響を与えてしまいます。
逆に冬も同様に温度を保っておかないと凍結の恐れがあります。
こういった事態を防ぐために断熱、保温工事が必要になります。